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by torakog

愛と希望を描く、たとえ悲しみの中でも

遅くとも、講義から一週間以内に、いや一両日中に感想をUPしたいものです。
生の感覚って、どんどん忘れていくし、なんかここ2週間、初めての経験が多くて、
いろんな事が起きてて、めまぐるしいという感じです。
忘れる前に書かなくては。
(と、書いてからまた一週間立ちました。3回分書かねば。ためたらアカンッ031.gif)

さてさて、今回の講師、永田萌さん。カラーインクで夢のような花や妖精の世界を描く方。

実物はじめてみました。下世話だけど、お年を聞いてビックリ!
絵と同じで、年を取らない感じの方です。関西在住とも知らなかった。

・・・実は、この「花と妖精の夢の世界」が苦手だった。
(宝塚ファンが何言ってるの!って思ったアナタ、私は「この21世紀に突っ込みどころ満載の世界を繰り広げる宝塚歌劇とその世界にのめりこんでるファンを面白がってる人」ですから(爆))

でも、話を聞いてると、いつでも「愛と希望にあふれた絵をいつ何時でも描くのは、たやすい事でない」
ことが分かった。どんな仕事でも根性と、ある意味踏ん切りが必要なのかも。




特に、萌さんがお母様を失って、悲嘆の中にいながら、
いつもどおりの「愛と希望にあふれた絵」を描こうともがく姿が、印象に残った。

ほんの少しの入院予定が、永遠の別れになってしまって。
葬儀の後の心労、突然肉親を失った後悔。
普通の人でも、仕事に戻るのは辛いはずなのに。
永田萌さんの場合は、愛と夢と希望の世界を生み出さなくちゃいけないんだ。
自分の心が、それらとは程遠い状況でも、プロとして締め切りまでに絵を描く苦悩。
自分の天職とか、責任とかも絵を描かせた動機にはあるのかもしれないけど、
悲嘆の中でも少しでも仕事を続ける事で、自分の居場所、役割、社会的な自分自身をキープできたのかも。

沢山の絵をPCで紹介されたけど、そうやって、いつもふわふわと夢の世界にいるわけじゃない
喜怒哀楽のある生身の人間がさまざまなことを考えながら書いた絵だと思うと
私の興味がわいてくる。

特に長崎の夜景を正確に、町の明かりを写真を見ながら描いたものや
阪神大震災後の神戸の夜景 
たしかに災害のあとや悲嘆の中で、「愛と希望にあふれた世界」は見るのも辛いものになってしまう。
けれど、立ち直るためには、優しいものを見て、触れることで本来の優しさを取り戻す事も大事だと
教えてくれてるように感じました。

メモによると、19点もの絵を一時間半で紹介してくださってる。
最近は京都新聞に連載中の絵もあって。インターネットじゃお話が読めないのが残念。
ワラクマ君がどうなったのか、気になったのは会場内で私だけじゃないだろうなあ。


永田萌 -妖精村
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by torakog | 2009-11-30 23:44 | GriefCare