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by torakog

尊い いのち

今回は講義の一両日中に感想書くぞ!
と、誰も期待してないのに宣言。

講師はホアン・マシア先生。スペイン人で、日本語上手!哲学と生命倫理の専門家です。

なので、臓器移植とかの話をするのかなあ、と思っていたら、
もっと分かりやすい、シンプルな講義でした。

なぜなら、命のように本当に大事な事は、子どもにでも分かるように話すべきだから。



生命科学は発達している。新しい技術はあっという間に製品化されてます。
その一面、薬によって命を救うことに関しては、製薬会社や政治家、そしてマスコミが関係することになり、
一般市民が自分の問題として語ることが減ってきています。

命に関することは、市民で話し合うことなのに。
そして、大事な人を亡くしたとき、尊厳についてピンと来るようになるのです。

命は誰にでも同じもの。近松の時代に「侍とて尊からず、庶民とていらしからず、尊いものはこの胸ひとつ」
時代と文化を越えて、どこの国でも同じように扱われる、それが命なのだ。

そして、子どもの頃から命について教育する事が大事。
カブトムシはデパートで売ってる商品と一緒にされてもいけないし、
電気が切れたら動かなくなるものでもない

友達を傷つけて、その理由が「どうなるか見てみたかった」では絶対にいけない。

死んだアリは、ちゃんと木の下に埋めて見送ってあげるべき。

そんなイメージ、感覚として子どもに命を教える事が、
命を尊ぶ大人に育つのだと。

聖書にもあるように、命は賜物に感謝し、命は預かりものだから、大事にすべきなのだと
そして、昔から今まで、命は壊れやすいもの、粗末にされてしまうものなのだ。

そして、スペインの3.11テロの犠牲者の家族が
暴力の連鎖を断ち切り、テロの計画者、実行者が心を入れ替えるように、悪を乗り越えるように祈ろうという手紙を紹介。加害者の命も尊重する事、それが究極にも思えるけど。
命を尊重する事が、自分や家族から友人、周りの人、最後にはテロや戦争の終結という世界平和まで広がっていった。
でも、その一歩は子どもにでも分かるような、小さな命を粗末にしないことから始めようということか。

なんか、弟の闘病で、自分や弟の命のことばかりを考えていた自分が小さいなあ、と思った講義でした!
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by torakog | 2009-12-05 00:05 | GriefCare