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by torakog

未来心の丘における癒し (第6期-3)

環境彫刻家 杭谷一東(くえたに いっとう)さんの講義。

最初にご自分のプロフィールを話された。
子どもの頃から、自然の中を駆け回り、木を彫ることが好きだった。なんと、12歳で母子像を彫ったそうです。
その才能を見出されて、15歳で彫刻家に入門。
体調を壊したり、草を食べて馬小屋で暮らすという壮絶な修行生活をしながら、
「自分を見いだして」イタリアに住み、大理石を切り出して、
それこそ命がけで作品を作ってきた

実際のお話はもっと詳細で、丁寧に語られたものだけど。
うわ~すごい。芸術家になる人って、私とゼンゼン違う。同じものを見てても、頭の中で違うものになってるんじゃないかな、と思うくらいだ。
私は絵もマトモにかけないし、彫刻だって手を怪我するほうだし。
だから、ほんの小学生の頃から彫刻に人生をささげる事、というか生涯の職業として決意した人って
すごい、と思う。




イタリアのアッピア街道の作品(草原の中の古代遺跡の傍にたたずむ真っ白な不思議な形の彫刻群)
子どもも好きになれるし、なぜか大理石が草原や古代遺跡と調和してる。

そして、表題の尾道の「未来心の丘」
瀬戸内海の島にあるお寺の庭が、真っ白な大理石に覆われてまぶしいくらい。
その石をイタリアから運ぶのも大変だ。
現代の母子像に繋がるものを作りたい、水を含んだ大理石が熱を吸収する御影石、つまり水と火の調和をめざしているらしい。それが自然、そして命に繋がるのか・・・

こうやって、芸術作品の解説を聞くと新たな発見、芸術の面白さが分かるなあ。楽しい!
そして、癒しというのは自然の中にあるということも。
以前の講義で「夜明けを見ることで、母親の死の辛さが和らいだ」と言ってた人がいた。
それに繋がるものがあるのかも。

杭谷一東氏HP
未来心の丘(耕三寺博物館)
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by torakog | 2010-04-19 23:02 | GriefCare