サポート生活でどたばたな毎日!


by torakog

死別の悲しみと日本人の宗教性(第6期-5)

講師は東京大学 島薗進先生。ソフトな雰囲気の学者って感じ。

内容は仏教の悲嘆。日本の古典文学にみる無常観や人間の弱さ、そして「うき世」について。

普段の生活・・・というより、ウツサポとかがんサポのなかで
感じる事の根源、日本人特有の考え方の基について学術的に考えると、なるほどと思える。



「うき世」とは「浮き世」うわついた、うかれてる世間と言う意味と
       「憂き世」桜が散るような、はかない世の中という二つの意味があって。

そして小林一茶。
生みの母に死に別れ、継母と上手く行かず、父親の死後遺産騒動ががあり、
年老いて結婚したら子供が幼い内に他界し。結婚も三度して、やっと子供が生まれたら
自分の番が来た。という過酷な生涯のなかで、多くの俳句を生み出す。

彼の作品を通して、悲しみを力(俳句)に変えること
そこに連帯や共感が生まれること
この世と次の世、人間の強さと弱さをも愛しいと思う考え方
去っていった人の命が意味の無いものでなく、無条件に命に価値を置く考えが生まれたと言う事だ。

そう考えると、一茶の俳句がより意味のあるものに思えてきますよね~
[PR]
by torakog | 2010-05-08 22:45 | GriefCare