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by torakog

生きるために死を知る(第6期-7)

ガン患者さんや家族、サポーターさんには非常に有名な
癌研有明病院の消化器外科医長、比企先生が講師です。
関西でお話されるの珍しいと思ったら、朝手術してから尼崎に来られたそうです。

さて、「死について考える」ことと「ぽっくり死にたい」というのは矛盾している
私もぽっくり死にたいけど、死についてて考えている人です。
矛盾してるかなあ?



講師が胃がんの外科医(癌研有明病院はその名の通り、癌専門病院)なので、
胃がん発見=>内視鏡で手術=>腹腔鏡で胃を何分の一か切除=>数年後にリンパ節に再発
=>余命告知

をまるで疑似体験するかのようにパワーポイントと手術ビデオで見せてくれました。
この手術ビデオが凄かった!
意外と内臓が生なましくないの(これは主観で気持ち悪くなる人もいたと思うけど。)
まあ、私は母親の子宮&卵巣摘出手術に立ち会って、
取り出したものを見せられた衝撃の経験があるから。動画はあのジカの衝撃ないしねえ。

さて、本題に戻る。
死について考える人、悲嘆のプロセスを体験した人は、強い
それに引き換え、ぽっくり死にたい人は癌になって死ぬことを考えたくないという人が多い
この原因は誤解もあって。今のがん治療は凄く進んでいて、
ターミナルでなくても緩和ケア受けられるし、余命告知された患者が死を受け入れられるように
サポートする制度もある、決して孤独と痛みの絶望の中で死ぬ事が無いということが
意外と知らされて無いということだ。たぶん東京の大病院と、医師不足で苦しむ地方病院では
制度や施設の充実度も違うんだろうなあ。

そして、弟の最後の一ヶ月について考えた。後悔する事ばかりだ。
造血幹細胞移植あとの再再発なので、ホスピス転院もできず、病院内に緩和ケア病棟もなく
治療が上手くいかなくなってから、最後までわずか数日しかなくて。
もし、あと一週間でしょう、と余命告知されたなら、私も家族も個室に移すとか、
出来る限りの事が出来たはずなのに。

きっとそのせいで、弟が他界してから1年10ヶ月たつのに、私はいまだに引きずってるんだろうなあ。
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by torakog | 2010-05-24 16:51 | GriefCare