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by torakog

複雑性悲嘆の概念と治療(第6期-14)

一回休んで、その次週が講義なくて、半月ぶりのグリーフケア講座になります。
すっかり夏だ~
そして、もうこの講義も含めて2回で今期も終わり。

今回の講師は東京近郊の国立精神・神経医療研究センターで
犯罪被害者等支援の研究をしている中島聡美先生。

Shear Kの論文とか、複雑性悲嘆の認知行動療法など、世界の最先端研究の成果も出てくるけれど
支援者の基本的姿勢など、これまでのグリーフケアにも通じる話もあって。

資料も充実してたし、盛りだくさんな内容の講義でした



最近は病的な悲嘆や複雑性悲嘆の研究が進んできたのだが、
悲嘆は精神障害か?という課題が残っている。今DSM-Ⅳ-TRで扱うように求めているそうだ。
もしDSMにのれば、愛する人を失って辛くて生活にも支障がある人を医療につなぎやすくなるし、
病的な悲嘆がもっと認められやすくなる、いい方向だ!

支援者の基本姿勢も。自分を失わないように、人間として当たり前の共感や思いやりを保ったまま、話を聞くこと。これは受容と共感、傾聴でカウンセリングと同じことだ。
支援者の傷つきと予防策もカウンセラーと同じだ。
支援者が生活が充実してこそ、誰かを助けられるとものなんだ。

そして「悲嘆の神話」(間違った認識)!!!!!
これは私よりかなり年上の人でも結構間違ってる人が多い。弟を亡くしたときにみんなに言われた事で、今でも思い出しても頭にくること、かえって傷ついたことは見事に当てはまる~~
時間だけが全てを癒すわけないし、死別の話しはちゃんとして、気持ちを、それがたとえ怒りでも吐き出させたほうがいいし。子供はこどもなりに死について理解できるし。
これって本当に大事~講義中にあまり注目されないけど、私はこれは凄いと思ったわ。
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by torakog | 2010-07-19 16:38 | GriefCare