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by torakog

在宅ホスピスにおけるグリーフケア(第7期-10)

広島で在宅ホスピスの草分け的存在の石口講師。

雰囲気が看護師長という感じがする方でした。
最初は雰囲気が固くて、話がダレがちなので、集中しずらかったのですが、
だんだん堅さが取れてきて、面白い話になりました。

在宅ホスピスのメリットとデメリットについての話が
あえて事実を伝えているように思いました。

セラピーハープも素敵。「千と千尋の神隠し」主題歌の楽器みたいだけど。

私はどうしても自分と同じ見取った方の気持ちに傾きがちで
在宅ホスピスをする、と決めた時から予期悲嘆は始まっており
その中で、最期まで患者の希望を叶えたい
そして、遺族の心のケアもしたい
という大きくて高い在宅ホスピスの目標に向かう努力があると思いました。




実は、在宅ホスピスの話は複雑な思いで聞いていました。
どうしても弟の事と繋がってしまうので。

移植後再発して2008年4月末に退院帰宅になったのは
「できるだけ家で過ごさせてあげたい」という主治医の配慮があったと聞いている。
1ヶ月は通院しながら家に居る事ができたが、その間急激に悪化したことも事実で。
2008年6月半ばに急に全身状態が悪くなって最期の入院をする頃には
母が精神的に参ってしまっていた。
そんな母を見てた弟が入院してすぐに「これで楽になれる」と言ったそうだ。

既に抗がん剤の効果より悪性リンパ腫の勢いのほうが強くなってしまい
病院でもモニターとステロイドの点滴しかやっていなかったようだけど
4人部屋で最期を迎えることになってしまって
緩和ケアの無い病院だったので、特に何もできなかったようだし
今でもそれについては強い後悔をしている。

私が仕事を休んででも、派遣先を辞めてでも家で弟の看病をしたら
弟は家で自分らしく最期を迎えられたのではないのだろうか?
病院の方がいいと思わなかったのではないのだろうか?

講師の話を聞きながら、ずっと上のことを考えてた。
結論の出ないことは分かっているんだけど。

私と同じような後悔や強い悲嘆を抱える人が少なくなるように
遺族に対するグリーフケア、遺族会などを充実して欲しいなあ。
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by torakog | 2010-12-04 22:29 | GriefCare