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by torakog

突然の別れと悲しみからの再生-犯罪被害の現場から-(第8期-3))

と言うわけで、これも2週間前の感想になります。

講師の入江先生は2000年末の世田谷一家殺害事件の遺族。東京っぽいストレートヘアの方です。一見深い悲しみを背負っていると思えないような綺麗な外見。まあ、人を外見で決めつけるな、とか、遺族や被害者が綺麗な外見だといけない、という意味じゃないですから。人前に立つならば色々気も使ってくれた方がいいですしね。ただ関西コテコテの尼崎では、すごく東京っぽい感じの方でした。

事件に気がつかなかったこと、とても仲が良かった親族を犯罪で失った事から、大変な思いをして、立ち上がり、事件の事、ともすれば社会から遠ざけられがちな「被害者の家族」という立場について語ってくれました。絵本に力を貰った話とかがあるので、犯罪の悲惨さから立ち上がるときの気持ちが分かりやすかったのではないのかしら。








遺族や被害者ってなかなか自ら声をあげずらいし、それを恥ずかしいと思う文化もあるし。
それが良いわけではなくて、腫れ物に触るような扱いを受けることが正しいのではなくて、
社会に出ることで、多くの出会いを通じて広がる事が必要。彼女の考えが良く分かりました。

ここからは感想と言うより独り言。
「レシピエントとしての弟に死なれたドナー」というのは、
造血幹細胞移植に成功した患者と、そのドナーばかりの声が取り上げられがちな中で
「患者に死なれたドナーがどんな思いで居るか」を訴える事は
確かに辛い事だし、理解されにくいし、
そういう立場の人が居ると言う事を理解したくも無い(某成功したドナーやその某団体)人もいるし。

でも、私は私の立場を恥ずかしいと思ったりできない。
そして、私と同じように苦しんでいる元ドナーがどこかに居ると思っている。
そんな人のためにも一人でも声をあげていくしかないと思っている。
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by torakog | 2011-05-06 15:02 | GriefCare