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by torakog

命あるかぎり-松本サリン事件を超えて(第8期-6)

河野義行講師は松本サリン事件で奥様が障害を持つことになり、ご本人は犯人扱いされた
ものすごい経験の持ち主。

前の第6期の時にも講師をされていて、ご本人の良いキャラクターもあって、大盛況だった。

その時は「仲間が支えてくれたから犯人扱いを拭う事が出来、困難を乗り越えられた」という内容だったけど。
今回はその話は軽く通りすぎ、奥さんの看病と看取りについてが主になりました。



奥さんを脳障害状態にした犯人について、「なかなかうらみ憎しみは捨てられないが、真実が知りたい」といって犯人達に獄中に面会に行ったり、オウムやアレフと交流があったりしているそうで。

こういう、自分の人生をめちゃくちゃにした人たちと友達になれる、という心境になるまでにどれだけ激しい葛藤があったんだろう・・・と想像するんだけど、余りにも軽い語り口なので、葛藤やグリーフがなかったような気もするし。

「うらみや憎しみを持ち続ける人生は幸せか?」と言ってるけど、私は恨みや憎しみなんてだれも好き好んで持つわけじゃないし。特に事故や事件、病などの不条理で愛する人を失った人にとっては、恨みや憎しみは仕方が無いものだと思うんだけど。

全体的に、ものすごくつき抜けた人だな、これを高木シスターは「バランス感覚」と読んでいらっしゃったのかな。

だから、奥様が他界された時、「お母さんは精一杯頑張った」と明るく見送れたのかなあ。

う~ん、彼の境地に私がたどり着くにはなかなか修行が必要みたいだ。
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by torakog | 2011-05-25 23:30 | GriefCare