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by torakog

造血肝細胞移植 二週目

昨年秋に、再発して移植ドナー探しをして、まず私がHLA検査を受けた。
結果が出るまでの10日間。弟と母が心配してたのは、
「私から移植することになったら、私のキツイ性格が移るんじゃないか」
だったそうだ(呆)

他にも、
「移植して、もし血液型がAB型とかに変わったら、性格も変わるのかなあ」
トホホである。こんなこと考えないと、キツイ移植治療に耐えられないのかもなあ。



移植の最初に、大量の抗がん剤と放射線で患者の造血能力を破壊する。
が、患者の白血球が減少するのは、だいたい2週間後である。
健康人で3000-5000が普通の白血球数なのが、限りなくゼロになる。その間は感染症が最大の注意点になる。それは、免疫がないから。無菌室というのは、「菌が限りなくゼロ」であって、まったくない、という意味ではないのだ。(どこかにきちんとした定義があったと思う~)その後、移植された造血幹細胞が活動を始めて、白血球が増えだす。好中球が白血球の中で、ある程度の割合を占めて、かつ白血球数がある程度増えると、無菌室脱出の目安になる。

これが大まかな移植の流れ。

さて、私は週末にしか弟に面会に行けない。結婚して片道3時間かかるところに住んでるし、仕事もダンナのこともある。でも移植して無菌室に居る間は、平日に仕事もうつサポも休んで毎週病院に通う事にした。他の日の様子は母親にメールで連絡してもらってる。

ある日、母親から「好中球がゼロから10数個に増えてきて、主治医も看護婦さんもうれしそう」とメール。やったあ!という感じである。先週があまり話せなかったので、今回は少し長く面会できるかなあ、と期待して病院に母と言った。

無菌室の二重ガラスを挟んで、面会用廊下で待つ。電動ブラインドが上がる。・・・あれ?顔も見えないくらい布団かぶって寝てる。母が「昨日より点滴袋が増えてる」とつぶやく。看護婦さんが彼に話しかけても起き上がらない。
 看護婦さんが廊下まで来てくれた。前日から少し熱もあり、起き上がれないそうだ。今は白血球が100~200で、こういう時の発熱は移植にはよくあることだ、あと4,5日がヤマだろう。口腔内に炎症もあるが、がんばって少しでも口から食べてるので未だ大丈夫。と説明してくれた。
・・・・・と言う事で、今回は話できそうにない。私は残念だが、母は、無菌室入室以来始めて結構話が前日にできたので、まだ良かったようである。弟は二重ガラスの向こうで寝たままで、何もしてあげられない、少し悲しい気分で電動ブラインドが閉まるのを見つめた。

他の移植経験者の話からは、もっと壮絶な(例:自分の唾液も飲めない)くらいの副作用がある、と聞いてたのである程度覚悟してたが。何も出来ない自分には少しへこむ。次に会える時には良い方向にいってるといいが。最悪の事態も考えてしまうよなあ。もう。
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by torakog | 2008-03-14 21:43 | bone marrow