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by torakog

造血幹細胞移植 第六週

風邪は治りました。今回は咳が苦しかったです。

というわけで、弟の病室に行く。
相変わらず調子が悪そうで、ほとんど横になってるが、
私達を認めて、「先生が話があるんだって」といい、ナースコールを押した。
なに、何なの?数日前に骨髄検査したそうだけど・・・どっと不安がのしかかる。

だいたい主治医の話、というのは良い知らせのためしがない。



数分だろうか、主治医が部屋に来るのを待つ時間が長く感じられる。
トイレに行く、と言って部屋をでた。目の前に主治医と母親が話してた。
「今後の事もありますので、ご家族で一度話し合って・・・」と聞こえてきた。
・・・・絶対に最悪の知らせだ。

主治医と母親が部屋に入って、弟と(ついでに)私にも話し出した。
「骨髄検査でまた、少しだけ悪い細胞が見つかった。 対応としては、また(寛解導入時の化学療法と同じ)髄注をして、免疫抑制剤を減らして、今はほとんど出なくなっているGVHDを出したいと思う」と説明された。 弟が大きな声で「移植は失敗したの?」と尋ねる。主治医「今はそうとはいえない」とあわてて説明。主治医はまだ若い女性なので、だんだん弟に語りかけるというより、自分も励ましてるようになってきた。最後には「また頑張ろうね」と言って、説明が終わった。

弟に何を言ったらいいか分からない。こんなに頑張ってきたのに、これ以上どう頑張れなんていえるんだろう。すぐに担当看護士が来て、弟と話していた。多分説明内容を知ってて、精神的サポートのために来たんだろうな。弟はしばらく天井を眺めて、そして私に「ごめんなあ」と言った。
誤らなくてもいいって!それよりも、自分の事考えようって!自分が弟に何を言ったのか、よく覚えていない。弟はショックで疲れたんだろう、眠ってしまった。私こそゴメンね、上手くいえなかったよ。ダメ姉だなあ。

造血幹細胞移植後に再発しても、移植そのものは失敗とはいえない。なぜなら;
1:寛解後、移植せずに再発した場合、今までの抗がん剤には耐性が出来てるので使えない
2:移植をしたので、GVHDによるGVL効果(移植した細胞がガンを異物として攻撃する)が期待できる。
3:主治医の説明にはなかったが、ドナーリンパ球輸注の可能性もある。(これについては後で)

病院を出る前に、私と母親で主治医と話す。主治医は、予後は厳しいと判断していること、感染症の中耳炎が治って、治療が一段落したら、一時的にでも一度帰宅させてあげたい、と告げた。昨年再発時にも同じ事を告げられたが、やはりキツイ宣告だ。とにかく、私達が気持ちの整理をしなくては。弟のためにできる事を考えなくては。どうしようどうしよう。
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by torakog | 2008-04-15 23:45 | lymphoma