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by torakog

再度ステロイドパルス

弟は自宅に帰ってきた。ステロイドパルス療法(点滴)のおかげで食欲もあるし、気分も良いし、いつも髄注のあと出してた高熱も今回はない。ステロイドさまさまである。003.gif



楽しそうにポケモンとかPSPとかやってるし、ご飯もたらふく食べている。

しかし現実はそうもいかない。今回主治医は「血液データが悪いので、間隔を空けていたら、
抗がん剤が効かなくなってきた。がん細胞も増えてるし、異型リンパ球も出現してきた。
いつ急変してもおかしくない。同じように侵潤(血液ガンでいう、転移のこと)している他の方の場合、もっと急激に進行して、治療不可能な状態になってる。彼の場合、こんなに長く(数ヶ月も)持ちこたえてる事自体が奇跡だ。」と母に伝えたそうである。

何度目かの宣告だ。その度に持ちこたえてきて、幹細胞移植まで行き着いたのに、
あっという間に再発して、そして今の状態だ。今はステロイドのせいでQOLが良好に見えてるだけ。「その時」は近いんだ。いつ来てもおかしくないんだ。もう奇跡を求めてはいけないのかな。
覚悟はもう、去年秋に「移植不可能宣告」があった時に決めたはずなのに。
これ以上なんの覚悟をすればいいのだろう。

そして、私の心の中にわだかまってる考え。私のHLA(移植に必要な、白血球の型)が一致したばかりに、彼に無理な移植を強制してしまい、苦しめる羽目になったのではないか。もし私と一致しなければ、骨髄バンクから無理にお金と時間をかけてまで移植せず、彼にもっと楽な道を選ばせたのではないか。もしかして、無駄な希望を与えたのではないのだろうか。ぐるぐる廻る。

当人がいないところで、母と私はほとんど愚痴ばかり言っている。
彼のいるところでは、なるべく明るく楽しく振舞ってるので、その反動がきてるかのようだ。

今こそ、私達家族にもステロイドのような何か、が必要なのかもしれない。
あ、SSRIと抗不安薬が欠かせなくなってきたなあ。007.gif
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by torakog | 2008-06-09 23:05 | lymphoma