サポート生活でどたばたな毎日!


by torakog

永遠のダイヤモンド

それは夏の終わりごろ、両親が「樹木葬がしたい」と言い出した時。
私も私で「弟が最後まで頑張った証を残したい」と考えてた。

お墓はきっと年月が経つにつれて、通わなくなるだろうし。
仏壇や神棚は置き場がなくなるし。
なにか身につけられるものがいいな、
遺骨からアクセサリーを作る業者のパンフレットと取り寄せてた。



遺灰をそのままの形で閉じ込める形のは、生々しすぎて家族の拒絶にあい、
あとはイマイチ私の気分にピッタリとこなくて、候補から消えていった。

で、残ったのが「遺骨から合成ダイヤモンドを作る」
大雑把な仕組みは
1:遺骨から炭素を抽出する
2:それを変換し、高温高圧状態に置き、時間をかけると結晶化してダイヤモンド原石ができる
3:原石を研磨する

すごく簡単な説明なんだけど、実際には科学的に高度な技術が使われてるみたい。
ダイヤモンドの機械はアメリカ製。日本製のものはないんだそうで。
実際に加工するのもスイスで行われる。

先日、契約して、弟の遺骨の一部を日本の代理店に発送した。
(初めて知ったけど、遺骨って「ゆうパック」でしか郵送できないんだって。)
検査をして、十分な炭素がその遺骨にあれば、数ヶ月後に彼はダイヤモンドになって、
スイスから戻ってくる。

そうすれば私と一緒にいられる。
私は決して彼のことを忘れずに済む。
もし、私が身につけられなくても、ダイヤモンドとして、私や弟の思いを誰かに引き継いでもらう事が出来る。キラキラが好きじゃない人はいないと思うし。
永遠、とは言わなくても、きっと数10年は私の思い、無念さ、弟が最後まで闘った事は伝えていけると思う。
本当のお星様にしてあげるのは無理だけど、星のようにキラキラ輝くものにはなれる。
それに彼の骨には、造血幹細胞移植ドナーだった私の一部があるんだ、と信じたい。

お金はすごくかかるんだけど、お墓代だと思えば決して高くないと信じたい。
数ヵ月後にダイヤモンドが出来たら、また写真付きで報告したいです。
[PR]
by torakog | 2009-01-27 12:57 | mourning Work