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by torakog

社会不安障害の全てが分かる本

去年から、夫のウツ病は「不安」と関係あるのでは?と思って読んでいた本です。
夫の場合はこの中の「不安うつ病」に当てはまるのではないか、と思ってます。
次に心療内科に行ったら聞いてみようっと。

この本は、今までは「性格だからしょうがない」といわれてきた「視線恐怖」 「スピーチ恐怖」 「書痙(人の見てる前で字を書く時)」 「赤面恐怖」 「会食恐怖」 などについて、悩む人の症例を元に説明しています。この本(健康ライブラリー イラスト版)、他のシリーズの感想記事も書いてるけど、すごく分かりやすくてもしかしたら実際に悩んでる人、既にある程度の知識がある人には易しすぎるかも。





今まで、そんな悩みを持つ人は、恐怖を避けるようにして、人との接触を避けて生活してきました。よって、引きこもりになったり、学校や仕事がうまく続かなかったりして、どんどん自分を追い込んできたのです。

周囲の人も、「心が弱い」とか「がんばれ」と間違ったアドバイスをしてきたのでしょう。

でも不安や恐怖は脳からの指令で、命を守るための防衛システム。ただ、社会不安障害の人はそれが過剰にでているのです。ドーパミンやセロトニンの減少が関係してるんですね。

同じような状況の人はアメリカでは10人に1~2人は居るとのこと。そして、その不安は「持って生まれた性格だから直せない」のではなく、「病気によって生きづらくなってる、それは治療できるもの」。
治療はウツと同じ。薬物療法とカウンセリング(認知行動療法含む)の二本立てになります。

ちなみに家のダンナは、現在たぶん「不安うつ病」だと思うのは、このチェックを読んで。
① 強く落ち込むが、よいことがあれば気分が明るくなる
② 食欲増進、体重増加
③ いくらでも眠く、過眠
④ 手足が鉛のように重い
⑤ 他人の顔色を強くうかがい、対人関係に過敏
⑥ 夕方から夜にかけて気分が悪い

①から⑤まで全ておもいっきり当てはまってる!

まあそれでも他の要素やうつ病の経緯なんかも考慮すべきだと思うのよね。でも今彼が服用してる薬が社会不安障害の治療薬として日本で認可されてるもの。やっぱり「不安うつ病」なのかしら。

本にはカウンセリングや認知修正、ソーシャル・スキル・トレーニング(以下SST)をすることで、社会不安に立ち向かう技を身につける方法についてかかれてます。特に「暴露(エクスポージャー)」は、私がダンナに必要だな、と思ったこと。ちょっと苦手な事から、少しずつ段階的に初めて行き、段階をステップアップする方法。彼の場合「不安を覚える仕事を回避する」だけでは「仕事が出来ないヤツ」という劣等感につながりかねないし。やはり調子のよいときにこそ、自分に向かい合って欲しいのよね。せっかく職場の理解もあることだし。

結構「当事者がなんとかしなくちゃいけない、周りはサポート」という事が潜在的に書かれてる本だと思いました。↓は楽天ブックスへのリンクです

社会不安障害のすべてがわかる本

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by torakog | 2009-02-09 20:45 | depression