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サポート生活でどたばたな毎日!


by torakog

気持ちが伝わる言葉

私の担当カウンセラーさんは、私が話してる間中、ずっとメモを取っている。
それが、私の言葉を漏らさず記録しようという感じだった。

今回のカウンセリング、彼女は途中からほとんどメモを取らなくなった。
不思議に思って尋ねてみた。
「今日はtorakoさんの言葉が伝わってきます。だからメモ取らないんです」



つまりこうらしい
「これまでのセッションで私が語った事はメモを取っていた。
それは、メモとって後で読み返さないとすっと頭に入ってこないほど難しかったから。
今回のセッションで私が語った事はメモを取らなかった。
それは、メモを取らなくても理解できるような内容だったから。」

ちなみにメモを取ったことは、今までの話全部なんだけど、

ゾーブの中にいるような人生
の話しもカウンセラーさんにとっては難しかったようで。
まあ、私がもし担当カウンセラーだとしても、抽象的にも程がある、と言いたくなる様な、変なたとえ方だが。

今回のセッションで伝わった事って、この記事の後半のようなことなんだけど。
それに加えて:
弟が他界してこれまでの一年数ヶ月、趣味とかGARDとかを通して、
あちこちにぶつかりながらも、やっと自分を取り戻せたような感じ。
同じ経験をした人がいないので、マニュアルのない経験だから、手探りで助けてくれそうな勉強会とか遺族会とかに言って、傷ついたりもしたけど、学ぶものもあった。
これから、やっと、弟を失ったことについて、役に立たなかった血縁ドナーである自分の気持ちの整理に取り組む用意が出来たと思っている。
それと同時に、私と同じような思いの血縁ドナーや、家族の看病で孤立感を味わった遺族の役に立てたらいいなあ。そういう人が思いっきり気持ちを吐き出す場所を作りたいなあ、と現在計画中。

どうやら、ゾーブにたとえた人生の絶望感よりも、こういう言葉の方が、伝わりやすい、らしいです。
なるほど。
by torakog | 2009-10-07 22:23 | mourning Work