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by torakog

末梢血幹細胞採取にむけて

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“まっしょうけつかんさいぼうさいしゅ”と読みます。

先日、ドナーへの説明と最終同意に行ってきました。
以下、医学的なことも書かれてます。変なところがあれば、コメお願いします!




説明は弟の主治医の上司の、独特な髪型の血液内科部長さんがわざわざ時間を割いて、
可愛い手ぶりつきで、分かりやすく、「造血幹細胞移植」、「骨髄採取」、そして「末梢血幹細胞採取」について説明してくれました。

「末梢血幹細胞採取」とは:
G-CSF(顆粒球コロニー刺激因子 granulocyte colony-stimulating factor)
をドナーに4日連続で注射します。すると、造血幹細胞が骨髄から末梢に動員(流れ込み)
するので、幹細胞が増えます。4日目から成分献血のように、血球成分分離装置というデカイ機械につながれて、必要な細胞を採取し、残りはドナーに戻すという方法で採取する方法です。
1日で十分採取できることも、それ以上かかることもあります。

と書くと簡単そうだが、G-CSFにも、注射時や幹細胞が増える時の骨の痛み、脾臓の腫れなどの副作用は当然あるし、機械に4時間つながれるし、それでも十分量採取できなければ、骨髄採取も行う可能性はあるのだ。(必要量はレシピエントの体重で決まります。弟の方が体重は多いのよね。)


で、私はその場で数分、時間を貰って考え、「末梢血幹細胞採取」(以下「末梢血」)にしました。
理由は
*移植後の弟や両親のサポートのために、少しでも体力温存できる方法を選びたい。
*腰痛を発生しやすく、腰に針を刺す「骨髄採取」だと職場復帰が辛そう
*まとめて休みが取れる

それから、血液検査(HIVや肝炎)、尿検査、レントゲン、心電図、腹部超音波とものすごい速さで健康診断をこなしました。今までで最短時間の検査で、患者さんと一緒に待合室にいって、
その方々を置いて先に受けさせてもらうのが、申し訳ないくらいでした。この検査費用も、患者である弟に請求される。金額を教えてもらったけど、決して安くない金額なのよね。こんな病気になって、高い治療をして、それでも再発して、やっと骨髄移植が出来るようになったのに、今度はドナー検査まで負担させられて、ホント血液のガンって、理不尽だと思わずに居られないです。・・・ちょっと愚痴モードでした。

ほとんどの健康診断の結果は直ぐにでて、問題ない、とのこと。分かっていたけど安心。
採取日を決めて、この日は終了!後日ドナー保険書類が送られてきました。保険料2.5万。採取時に家を出てから、帰宅するまでを補償してます。
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レシピエントである、弟の方は、ドナーが最終同意したので、移植日が決定。
それに向けて、体調整えたり、特に口内炎は命取りになるので、歯科に通ってせっせと歯石をとってます。その間に友達にあって、覚悟を伝えたりもしてるみたい。

私は派遣先と交渉して、休みをもぎ取る!一枚目写真にもあるように、土日挟んでも、平日3日は休むことになり、その間休むため、これからは残業に励むことになりそう。休むことには理解してくれても、仕事量はあまり減らしてくれないのよね(悲)

20080308追記:今まで血縁ドナーのみの末梢血幹細胞採取について、厚生省が
骨髄バンクにも認める事を検討する記事がasahi.comに出ました。
http://www.asahi.com/health/news/TKY200803070319.html
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by torakog | 2008-02-03 21:11 | bone marrow